◎不景気に強い商売の極意◎

先日、糸染職人のお客様とお話させて頂く機会がございました。

そこに、非常に印象深い話がございました。

不景気の時に、売上が上がっていくという話です。

そのお客様は、バブルで、同業者の多くがムラのある仕事をしてても儲かるという時代に、手間暇をかけ、ムラの無い仕事に努めていらっしゃったそうです。

そのお蔭で、バブル崩壊の際に、しっかりした仕事をするところであることがしっかり見極められるようになり、良い仕事が増えていったそうです。そして、不景気になるごとに売り上げが向上していったとのことです。

誠実に仕事に取組まれていらっしゃり、生涯現役で糸染職人でいたいとおっしゃるお客様はとても格好よく見え、すごく感銘を受けました。

我々の仕事も一緒のように思います。

一時のブームなど商売センス(例えば過払い返還バブルに乗れるセンス)で稼がれていた時代に、自己研鑽に励み、新しい分野の開拓勉強をして、コツコツ売上を向上させているような司法書士こそ、真の意味での信頼を積み重ねる我々の目指すべき姿かと思います。

不景気だからこそ、しっかりした司法書士事務所に依頼しようとする時代がこの先来た時に選ばれる事務所でありたいと強く思います。

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