◎万里一空◎
大相撲の新大関が誕生しました。
「万理一空(ばんりいっくう)」。大相撲の大関昇進を決めた琴奨菊関が昨日28日、口上で使った四文字熟語。
これは、宮本武蔵の「五輪書」の中にある「山水三千世界を万里一空に入れ、満天地とも攬る」という一節から取ったもの。この意味は、常に冷静な気持ちを保って事にあたるという、状態にあるべきだと指南したものだそうです。
現在では、空は一つという解釈もなされ、一つの真理や目標に向かって精進し続けていくという意味で使われることも多々あるそうです。
自分の生きる道がこれでいいのか、他人と比べたり、自分の至らなさを悔いたりしちゃうことありますよね。
『ひとつの目標に向かって迷いなく努力をし続けていくこと』
大事なことなのに、なかなかできないことです。
いい言葉だと思いました