■認知症について考える■
こんにちは!金岡です。
最近はぐっと気温が下がって肌寒くなってきましたね。
早速、私事ではありますが、先日私の祖母が亡くなりました。89歳でした。
母親代わりに私を育ててくれた、大切な存在でした。
祖母が亡くなって悲しむ時間もなく、祖母の家の片づけや手続きに追われました。
どこから手をつけようかと、まず最初に冷蔵庫を開けた瞬間、衝撃を受けました。
これ以上入りきらない程、無理やりパンパンに詰め込まれ、食材で壁のようになった冷蔵庫。
押し込まれた食料はほとんどが腐敗し、異臭がしていました。
祖母の大好物だったタラコや茶碗蒸しなど、同じものが20パック以上あったのではないでしょうか。
もちろん、私の知っている祖母はこのような物の買い方や入れ方はしません。
一つの冷蔵庫から45ℓの袋、7袋分の食料を処分しました。
また、祖母は買い物の際、小銭を支払う事が出来なくなっており、バケツ一杯分の小銭がたまっていました。
昔からどんな時も我慢強く、弱音を言うことのないおばあちゃん。
私と会う時は、いつもピシッとシャキッと元気なおばあちゃん。
亡くなる前日まで、いつもと変わらず最後まで元気なおばあちゃんでした。
祖母からこんなに沢山のサインが出ていたのに、恥ずかしながら私は、亡くなってから祖母の変化に気づきました。
もっと早くに気が付いていたら、手助けしてあげれる事が沢山あったのに。
亡くなってから後悔しても、もう遅いのだと空しくなります。。。
そこで皆様、一度いつかは訪れる大切な人の死について考えてみてはどうでしょうか。
そんな事言われても、親はまだまだ元気だし、一体何を考え、具体的に何をすべきなのか分からない。
そんな方が多いと思います。
そんな時は是非、当事務所代表の上村拓郎の渾身の一作であります『相続をちょっとシンプルに』を
是非是非読んでみてください!自信をもって皆様にご紹介させて頂きます!
私は両親と義両親にこの本をプレゼントしました。
この本を読んでから、遠方に住んでいる私の父は、京都に帰ってくる度に疎遠だった弟を毎回食事に誘うようになり、
祖母の不動産の事や預貯金の事などしっかり兄弟二人で話ができていたようです。
突然の事態にも慌てず、今後の計画を立てておく事はとても大切は事だと思います。
具体的には、生前に意思を残す遺言という方法や、まだまだ元気な親の財産を、将来の為に子供が管理するといった家族信託の制度もございます。
どんなささいな事でもどうぞお気軽にお問合せ下さい。
皆様が勇気を出して連絡をしていただいた、そのお気持ちを大切にし、
優司法書士法人は、一人ひとりのお客様に心を込めて丁寧に対応させて頂きます。
そして、最後になりますが、この内容をお読み頂き、もし皆様の頭に思い浮かぶ大切な人がおられたら、
是非連絡をとり、声を聴き、聴かせてあげてほしいと思います。
コロナ禍で趣味を存分に楽しむ事や、家族や友人と会う事も長く制限されてきました。
久々に大切な人との会う機会を作ってみてはどうでしょうか。
きっと幸せな時間を過ごす事ができると思います。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!!
寒い日が続きますが、皆様体調には気を付けて元気にお過ごしください!
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