◎無料AIによる業務効率化はできるのか?◎
最近、AIという文字が新聞には溢れかえってきております。
最近の株式市場もAI関連の株がテーマになっている感じです。
現時点でのAIについて、司法書士業務において検証をしてみました。
というか、たまたま、調べ物をしていて息詰まることがありまして、遊び半分でAIに訊いてみたのです。
とある企業のケースで、訊いてみたところ、回答は理路整然と最もらしく回答がございました。
AIってすごいなって思いながら、AIが答えた根拠条文を六法で調べてみると、そんな条文はございませんでした。
これは、恐ろしいことです。
無料でできるAIだからなのでしょうが、AIに質問をする一般の方が、六法を引いたり、その答えが本当に正しいのか検証はしないはずです。
どこから取り寄せたソースなのかを限定したAIでないと、適当な回答を最もらしく出てきてしまいます。これを間に受けて、実際の行動に移してしまうことは非常に危険です。
もちろん、AIの答えが正解のケースも多々あろうかと思いますが、間違いもあるということも事実です。
2年前の情報を基にchatGPTが判断しているといわれております。この2年間にも法律改正も頻繁にありますし、ソースを限定していないと、間違ったインターネット上の情報も吸収して回答がなされることもあろうかと思います。
法律判断においては、全てを信用してしまうことがないように、慎重に利用したほうがよいという感じが現在の率直な感想でした。
どうぞ、皆様も無料のAIを法律判断などに利用する場合は、ご注意下さいませ。
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