@変わった登記@
平成18年に商法から会社法に変わり、商法のほとんどの条文は削除されましたが、商法総則は残っています。(第1条から第31条まで)
その中に第3章「商業登記」という項目があります
ここに書かれている個人商人の登記といって会社以外の商業登記がかなりレアなんです
全部で4つあります
商号登記 いわゆる屋号の登記
未成年者の登記 未成年者でも商人になれば大人とみなす登記
後見人登記 被後見人のために後見人が商売するときの登記
支配人の登記 個人商人は支配人を雇ったときの登記
商号の登記はやったことがありますが、~は見たこともありません
法務省の出している登記統計を確認してみたところ、令和元年は、
商号の登記672件、未成年者の登記13件、後見人登記0件、支配人の登記1724件でした
(変更や抹消も含まれます。)
商号と支配人は予想よりはありましたが、後見人は0件
過去を見ても平成23年に1件あるだけです…
司法書士も登記官もほぼ経験したことのない登記
いつか携わってみたいと思います
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