◎民事信託士検定を受講して◎
先日の土日終日、民事信託士検定にて民事信託の勉強をしておりました。
何よりも有意義だったのが、ディスカッションの講義。他の司法書士の考え方を聴くことができました。
そして、日本でも有数の民事信託の真の専門家のご意見を賜れたことでございます。
これからの民事信託・家族信託の普及がどのようにすすんでいくのかちょっとだけ想像できるようになりました。
認知症対策の民事信託をメインにしておりましたので、検討課題であった福祉型民事信託について、じっくり考えることができて良かったのではないかと思います。
ディスカッションのグループやチューターの先生、講師陣によって若干、見解も異なるようでしたので、より自分自身の考え方をしっかり持っていないといけないと強く感じました。
長期間続く、福祉型信託の場合は、後見と併用すること、第二受託者の必要性、監督人・受益者代理人などのチェックがいること、受託者報酬を一括ではなく、月々で用意をすること、信託財産以外は遺言でカバーすることなどを肝に銘じて取り組んでいきたいです。
しかし、当事務所が取り組んでいる認知症対策はある程度短い期間での設計ですので、ちょっとまた違うように感じました。
いずれにしても、勉強を続けていかなければいけないの資格業の性なのです。
次は、終活カウンセラーです。広く高齢者のニーズに応えられるように勉強は今月も続きます。
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