@成年後見申立@業務メモ

◆成年後見とは
精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況(民法第7条)にある方、つまり、認知症・知的障害・精神障害などによって物事を判断する能力が十分でない方について,本人の権利を守る援助者を選ぶことで,本人を法律的に支援する制度です。家庭裁判所に審判を申し立てることが必要となります。

◆申立の際の必要書類
①後見・保佐・補助・任意後見を受けていないことの証明書
②不動産全部事項証明書(登記簿謄本) 審判を受けるご本人名義のもの
③現在戸籍謄本(戸籍の全部事項証明書)
④住民票
⑤固定資産評価証明書 ご本人名義のもの
⑥診断書
⑦主治医の方へのお尋ね
⑧本人に関する照会書に記載した事項に関する資料
  身上面に関する資料(身体障害者手帳など)、資産・負債関係資料(預貯金通帳など)
  収入・支出関係資料(年金額通知書など)
 
①~②は法務局、③~⑤区役所や市町村役場にて申請、⑥~⑦主治医に作成して頂く物

◆申立費用
・収入印紙 1件につき800円(申立書に貼付)
・郵便切手 3,150円分   内訳 1,000円切手…1枚
                         80円切手…25枚
                         20円切手…5枚
                  10円切手…5枚
      ※後見人候補者が2人の場合は上記に1,000円切手を追加
・収入印紙 2,600円分(申立書に貼付しない)
・鑑定費用(必要な場合のみ) 5万円~10万円